図書館検索システムに安心感を

2015年2月7日 23時04分 | カテゴリー: 活動報告

 インターネットのアマゾンで本を購入したことのある人なら誰でも経験済みでしょうが、検索、あるいは注文したことのある本と類似の書籍が「おすすめの本」として紹介されてきます。私は「ほらほらあんたはこんな本が好きなんでしょ、わかってますよ」と言われているようでいや~な気分になります。コンピュータが自動的に選択して発信しているだけだとわかってはいても、誰かに心や頭の中を覗かれているような気がするからです。
 
情報通信ネットワーク化が進んで、各市の図書館でも検索システムが普及しています。
 
私も大和市立図書館の検索システムをよく利用しています。著者名を入力しただけで市の所有する書籍が一覧、予約できる実に便利なシステムだと思います。が、「借りた本のデータが残っていて、誰かが見ているのでは?」という懸念は常にあります。アマゾンにデータが残されていることは、先のことから一目瞭然です。かつて図書館の検索システムを利用中、以前借りた書籍が他のものと違う色に表示されていてギョッとしたことがあり、大和市はどうなのかと電話で図書館に問い合わせてみました。「返却後、データは消去され、図書館側からも一切わかりません」という答え。とりあえずホッとしましたが…。
 
国が個人の思想を監視する社会は、かつて日本にもあり、今現在も他国では存在しています。これから先、決して後戻りしてはなりませんが、インターネットの普及により、ごく簡単に監視ができるシステムができてしまいました。であるからこそ、個人の情報は固く守っていかねばなりません。
 
図書館の書籍は、税金を使って購われた市の重要な財産です。「だからアマゾンでは買わない」という人を私は知っていますが、「だから図書館では借りない」という人をなくすため、検索システムの目立つ位置に「データは消去され、残ることはない」という事実を表示してほしいと思います。多くの市民に利用してもらうため、安心をアピールするのも重要なサービスではないでしょうか。