一時預かりの充実を

2015年2月14日 23時49分 | カテゴリー: 活動報告

 この4月からいよいよ「子ども・子育て支援新制度」が始まります。
 
大和市でも、待機児童解消に向けた保育園等の建設が急ピッチで進んでいます。保護者が子どもを保育園に預けられる就労下限時間は、これまで月80時間でしたが、4月から月64時間に緩和されます。就労中、あるいは就労予定の保護者は、認可保育園を利用しやすくなります。
 
一方、市が行ったニーズ調査の結果では、子育てをしている市内の母親のうち、就労せず子育てに専念している割合は、59.6%と過半数以上に上っています。これらの方たちに、新制度はどのように貢献してくれるのでしょうか。
 
いま、緊急時やリフレッシュのために、親族などの助けが得られない保護者は、保育園の一時預かりやファミリーサポートセンターを利用しています。保育園の増設により、一時預かりはこれまでより利用しやすくなるはずです。しかし、保育園の一時預かりは受入数が限られており、また、一時預かりは、毎日来る子どもより園側の負担が大きいため、枠はあっても断られるケースが少なくありません。したがって、認可外の一時預かりやファミリーサポートセンターの預かりを利用しやすくする制度をあわせて充実させていくことが重要です。ファミサポの利用料は、長時間になると、子育て世代の保護者にとっては少なくない額になります。認可外やファミサポの預かりを利用するとき、保育園に預けるのと同じ負担で預けられるよう、補助制度の創設が必要だと考えています。
 
全ての子どもに等しく光を当てること、これが新制度の大きな狙いです。保護者が就労していてもいなくても、多様な手とこころが子どもの育ちを応援し、母親だけの不安で孤独な子育てや虐待などを防止していくことが大切です。
 
一時預かりは、孤立しがちな保護者にとってもその子どもにとっても社会への扉を開くきっかけになることは、この10年、私が子育て支援の活動をするなかで多く見てきました。補助金の見直しなどによる、制度的にも料金的にも利用しやすい一時預かりが実現できるよう、市に働きかけていきたいと思います。