「放課後寺子屋やまと」の拡大を

2015年3月3日 23時45分 | カテゴリー: 活動報告

 大和市の平成27年度予算が公表されました。一般会計は806億9千万円。「文化の薫りあふれるまちに」と銘打った文化複合施設の整備や、子ども・子育て支援新制度に伴う経費の増加などにより、前年度比33億5千万円(4.3%)の増加となっています。
 子育て支援関係では、新設民間認可保育所への支援のほか、ファミリーサポートセンター事業に、病児・病後児の預かりと病児保育室への送迎が追加されました。また、小学生の予習復習等の支援を行うため、これまで6校だった「放課後寺子屋やまと」を全小学校に拡大します。
 未来を担う子どもたちのために税金を使うことは、有意義なことと思います。同時にそれは有効な使い道でなければなりません。今の格差社会は、子どもたちが最も影響を受けてしまう社会ともいえます。親の経済状況が、子供の進路に、また未来の生活に大きく影響します。生活保護受給家庭の中で、学齢期の子どもがいると思われる40代以下の受給率は、全保護家庭の39パーセントにも上っています。高校進学やその後の大学、専門学校への進学も諦めざるをえない状況にあるのではないでしょうか。それは若者のワーキングプアにつながり、さらにその子どもへも影響が及びます。
 大和市が「放課後寺子屋やまと」を実施することは大きな前進です。しかし、学力の差が開くのは中学時代です。経済的に苦しむ家庭の子どももそうでない子と等しい教育を受けることができるよう、そして貧困から脱却できる力をつけていけるよう援助することも大切です。それが未来への投資となり、大切な税金をさらに有効な利用につなげることができると考えます。