病児保育に細心の注意を

2015年3月3日 23時49分 | カテゴリー: 活動報告

 大和市は、総合計画・基本計画にある「子どもが生き生きと育つまち」を目指し、また子ども・子育て支援新制度の施行により、平成27年度、民間保育所の整備や放課後児童クラブ事業の拡大、学力向上対策推進事業など様々な事業を充実する予定です。
 
ファミリーサポートセンター事業では、新たに「病児の預かり及び送迎」を加えることになりました。小さなお子さんがいる保護者には歓迎されると思います。仕事をしている保護者の一番悩ましい問題ともいえる発熱時の保育園へのお迎えや、熱は下がったけれどまだ保育園には行けない時の預かり、病児保育室への送迎など需要は多くあると考えられます。
 大和市ファミリーサポートセンターを受託しているNPO法人ワーカーズコレクティブ チャイルドケアは、これまでも自主事業として軽度の病児保育をしてきました。わたしもその一員として活動してきましたが、常々病児の保育については危機感を抱いています。それは支援会員への感染の危険です。今までもノロウィルスやインフルエンザなど依頼会員のお子さんを預かったことによる感染の報告はゼロではありませんでした。感染の因果関係ははっきりさせることが難しく、ボランティア保険で対応することもできません。マスクをかけ、注意深く手洗いするなど、自ら予防するしかありませんでした。
 子ども時代に主にかかる感染症は、大人にうつると重篤な後遺症を残す危険があります。重篤な感染の可能性は大きくはありませんが、扱う件数が増えれば、その可能性は増大します。水疱瘡など空気感染するものは、送迎中のわずかな時間だけでも感染します。一度問題が起これば、有償ボランティアで行っている支援会員が引き受けなくなることも考えられますし、最悪の場合、訴訟問題となりかねません。
 
市の事業となる以上、責任は大和市にあります。
 
支援会員への徹底した注意を研修などで行い、その病気に対する感染の危険がないかどうかの病歴の審査、いざという時のための保険の加入など万全の態勢をもって臨んでほしいと思います。