一時預かりはなぜ重要か

2015年4月3日 23時42分 | カテゴリー: 活動報告

 この4月からいよいよ始まる「子ども・子育て支援新制度」では、大和市は認可保育園に入るための最低就労時間を今までの月80時間から、月64時間に緩和しました。保育園の新設、増設も急ピッチで進み、働く保護者に期待されています。しかし、過半数以上を占める、就労せず、子育てに専念しているお母さんのための取り組みは、あまり進んでいるとは言えません。

 神奈川ネット大和市民会議は、子育て世代を応援する重要項目として、「一時預かりを充実させ、子育て不安を解消する」ことを政策としています。

 育児不安は、就労している母親より働いていない母親により多く見られます。一日中、子どもとだけ向き合っていると、社会に取り残されたように感じたり、自分の時間を持てないことにイライラしたりしがちです。多様な分野に興味や能力があり、以前はバリバリ働いていたという自負がある方ほど、思い通りにならない育児に不満を感じてしまうようです。夫や親や友達にも相談できず、孤立し、自信を失っている方も見受けられます。

 保育園やファミリーサポートセンターなどで子どもを一時的に預かる効用は、用事を済ませたり、リフレッシュしたりするだけに止まりません。子どもを預かってくれる経験ある年長者に「大丈夫よ!」「みんなそうよ」などと言ってもらうだけで、育児の不安は大きく減少します。子どもも多くの大人と触れ合うことで見違えるほど表情豊かになっていきます。ひとりの子どもを多様な手を通して育て、孤立しがちな母親を支援し、子どもを虐待の危険から守ることが重要です。

 働いていてもいなくても、子どもを一時的に預かる制度があることを周知し、補助金の導入などで料金もより使いやすくすることによって、子育てしやすい街、大和になるよう働きかけていきます。