病児保育室について(一般質問より)

2015年7月1日 10時41分 | カテゴリー: 活動報告

6月の大和市議会定例会で「病児保育室」について一般質問をしました。

 子供が病気のとき。
 
働くお父さん、お母さん、また急用や介護などでどうしても出かけなければならない保護者にとって、一番頭を悩ませる問題といっても過言ではないでしょう。
 
そんな場合に、病児保育室の存在、そしてこの4月に大和市ファミリーサポートセンターにおいて始まった病児お迎えサービスは、たとえ使用することがなかったとしても、登録しておくだけで安心できる、子育て支援に大きく寄与する事業です。

  大和市は、平成18年度から協働事業として「もみの木医院病児保育室」と連携を開始し、平成20年度からは同医院に病児保育事業を委託してきました。また、市北部の保護者からの強い要望を受けて、平成25年に大和市立病院の敷地内に「大和市病児保育室ぽかぽか」を開設しました。現在、「もみの木」については使いやすいとの声がある一方、「ぽかぽか」については、「使いにくい」という声をしばしば耳にしています。事実、あまり利用されていません。

 保護者の就労を支援するという事業の目的を達成する意味からも、保育枠、呼び出しの規定などを見直し、もっと利用者が使いやすくなる保育室をめざして、改良改善していくべきだと考えます。そのために、6月の定例会で質問と提案を行いました。

 「もみの木病児保育室」は、近隣にもまれな診療所併設型病児保育室であり、大和市にこのような施設があることは、大変ありがたいことです。大和市以外からの利用も多く、1日当たりの利用者数は、多い日では、数十人にもなるようです。

 一方、「ぽかぽか」の1日当たりの利用者数は、1.5人です(定員4人)。利用ゼロの日もあると聞いています。病児保育室において利用がゼロという事は、必ずしも悪い意味ばかりではありませんが、基本的に前日の予約が必要なことや、診療所が一体となっていないことなど、使いにくいという評判が利用率を下げているようです。

「ぽかぽか」の1日当たりの委託料は、定員いっぱい利用しても、また利用児童が1人もいなくても、約7万6千円です。市民の税金が使われています。せっかくある保育室ですから、必要な場合、使える保育室へと変えていかねばなりません。

 例えば、呼び出し。保護者の呼び出しを最小限にすることは、病児保育室の意義として重要です。「ぽかぽか」は、預かっている病児が39度以上の熱を出した場合、保護者の呼び出しがあると聞いています。しかし、市からの情報によると、必ずしも39度の発熱で迎えに来る必要はないとのことでした。連絡はもちろん必要でしょうが、39度でも急変とは言えない体調のお子さんの保護者には、「でも元気にしています」など担当者の連絡の仕方を工夫することで、安心感を与えることは可能です。
 
また、大和市立病院とも綿密な連携があることが分かりました。保護者が登録する際、これらの事実を一言添えるだけで、いざという時「ぽかぽか」を使おうという気持ちは高まるはずです。利用登録の際、ぜひ伝えるよう要望いたしました。

 「ぽかぽか」は、受け入れ人数を制限し、感染病児を隔離する対策が講じられていることは、大きな利点です。たくさんの病児がいる場所には預けたくはないと考えている保護者の方はたくさんおられます。

 市の答弁では、「ぽかぽか」について積極的に周知を行い、利用促進を図る、あるいは、利用者等の意見を聞きながら、より利用しやすいものにしていくとのことです。

 ファミリーサポートセンターで始まった病児お迎えサービスは、支援会員が保育園にお迎えに行き、保護者に代わって受診をし、病児保育室へ送ることを基本とするサービスです。この事業が始まったことにより、病児保育室「ぽかぽか」の定員を超える利用希望者が続くような場合には、枠を拡大するなどの対策を講じてほしいと思います。