大和市ピースリングツアーに参加しました

2015年9月13日 12時30分 | カテゴリー: 活動報告

 9月12日(土)大和市平和都市推進事業実行委員会の実行委員としてピースリングバスツアーに参加しました。
 当日は、子ども2名を含む30名以上の方が参加され、「明治大学平和教育登戸研究所資料館」、夢の島の「第5福竜丸展示館」「川崎市平和館」を見学しました。

 どの施設も戦争や核兵器の悲惨さを十分に実感できるものでしたが、中でも「登戸研究所」は第二次世界大戦中の加害者側の日本の姿をうかがい知ることができる貴重な資料館として興味深いものでした。

 登戸研究所には、化学兵器や敵国を混乱させるための偽札作り、風船爆弾などの資料が展示されています。この研究所は「第九陸軍技術研究所」として戦後を迎え、スパイ活動にかかわる内容であったため、その資料は戦後、徹底的に破棄されたということです。実際に働いていた人たちも、強い加害者意識から口を閉ざしたままでした。しかし、1980年代の反核・平和運動の高まりの中、神奈川県と長野県の高校生が調査活動を行い始め、元所員の心の扉を徐々に開き、事実を掘り起こしていきました。また川崎市民の活動により新たな資料が発見されるなど、歴史家ではなく一般の市民が作り上げた資料館であることに深い感銘を受けました。

 平和館を見学して、人間の愚かさを嘆くのは簡単です。国家間の争いや内紛、差別問題など、いまだ世界は憎しみの連鎖を断ち切れてはいません。その中で今、自分は何ができるのかと深く考えさせられた1日でした。