中央林間地区街づくりビジョン 駅前広場について

2016年3月26日 13時47分 | カテゴリー: 活動報告

中央林間地区街づくりビジョン 駅前広場についての質問と答弁内容です。

 

中項目1 全体のイメージについて

昨年夏、中央林間地区街づくりビジョンが発表されました。それによると中央林間駅、東側の駅前広場の施設コンセプトは「ゆとりある歩行空間の創出、駅周辺のにぎわいづくりの場」。整備イメージは、「駅周辺における歩行者の安全確保と“まちのにぎわい”をもたらすため、歩行環境にゆとりのある駅前広場の整備を進めること、となっています。
今までロータリーだったところに広場ができることによって新たな出会いへの期待感から若い市民や商業者などには歓迎される可能性が高いと考えます。しかし、現在のロータリーは、タクシーが乗りやすく、送迎の自家用車が乗り入れしやすいなど、中央林間近辺に住む市民にとっては、大変利便性の高いものとなっています。市民の中には、整備をしてわざわざ使いにくくする必要があるのかという疑問の声も聞かれます。
そこで現在の整備コンセプト、現時点での設計の状況等をお伺いしたいと思います。

  1. 市長は中央林間をどのような街にしたいと考え、街づくりビジョンを定められたのかお聞きします。
  2. 中央林間東口の駅前について、何を目指し、どのようにしていきたいと考えておられるのか。

(答弁)
ビジョンイメージに近づけるよう具体的にこれから決める。(屋根、歩行距離など)利用者の利便性に配慮していく。

 

中項目2 交通の利便性について

今まで本市では、時代に合わせ、駅周辺を整備してきました。広く、歩きやすくなったなどの意見がある一方、かえって不便になったなどの意見も寄せられています。
例えば、大和駅では、タクシー乗り場が変更になったため、車道を横断して歩いていかなければならない危険があり、厚生常任委員会の意見交換会では、視覚障がい者の方からクレームが出ています。
また、南林間西口のロータリーはとても使いづらいという評判です。車で送迎する人の停車場所が遠く、交通の便が激しい道路、あるいはロータリーの一部に停車せざるを得ず、交通の妨げになるばかりか降りた人も危険な状態です。
駅周辺を新しく開発する際には、過去の例から学ぶものは学び、改善していくことが大切であると考えます。過去の整備の評価と問題点をあげ、中央林間地区の街づくりに生かしていくことが大切です。

現在の中央林間駅東口は、タクシーと普通乗用車が分かれて通れるようになっており、タクシー利用者や自家用車で家族を送迎している市民にとって利便性の高いものになっています。また、のろっと、やまとんGOなど、ロータリー付近の道路には様々な交通機関が待機している状況です。小田急線と田園都市線の二つの駅があることから、タクシーの利用は大変多く、特に雨の日の夜中などは、タクシー待ちの人々で長蛇の列になっている現状があります。現在は、建物の中で待つことができますが、広場をつくった場合、タクシー乗り場は、駅から離れることが避けられません。たとえ屋根を作ったとしても、雨の日などは利用者にとって今よりも待つのがつらい状況になってしまいます。
現在の問題点は、駅と中央林間とうきゅうを結ぶ横断歩道の安全性です。車の通りが多く、歩行者にとって危険があり、車側からは、歩行者が多く、なかなか通過できない。これは多くの方の実感としてあると思います。
新しい駅前広場をつくる際には、交通の対策についても細心に考えるべきです。交通の流れや車の乗降に細心の注意を払わないと、タクシー利用の人には今よりも不便な街となり、自家用車を利用する人にとっては安全性が低下する恐れがあると考えますが、いかがでしょうか。そこで質問します。

  1.  現在、駅そばのタクシー乗り場は屋根がある、駅と直結しており、改札からすぐ近くにあるなど大和市内の駅の中でも利用者の利便性が高く、夜中でも構内に並べる利点があります。広場の創設によってこの利便性が損なわれることはないのでしょうか。
  2. タクシーは雨が降っているときに利用者が多い傾向があります。たまプラーザ駅西口は、駅から乗場までテント屋根がつくられており、歩行者が濡れない工夫がされている。同様な配慮をする予定でしょうか。
  3. 現在、ロータリー内に入ることができないタクシーは、東急ストア南側の道路で待機しています。この道路は、のろっと、やまとんGO、観光バスなどが待機する場所として利用されています。これらの車両の待機場所が別途必要になると考えますが、いかがでしょうか。つくる予定はあるのでしょうか。
  4.  中央林間とうきゅう青空駐車場を縮小して道路を広くするなど、交通の利便性を考えた対策を十分に検討すべきであると考えるがいかがでしょうか。
  5. 中央林間は田園都市線と小田急線の駅があり、各方面から車で家族などを送迎する人が多い場所です。現在のロータリーは、タクシーのロータリーと分けてあり、送迎車への配慮がなされ、評判も良いものとなっています。広場が作られた場合、中央林間とうきゅうの建物の北側、東側、南側の道路において交通の安全性へのリスクが高まると推測されますが、本市の考えをお聞かせください。対策は考えているのでしょうか。

(答弁)
駅や駅周辺のアクセスを大切にする。人の動線と車の動線が重ならないよう、安全を考えながら、東急、警察と協議を進めていく。

中項目3 設計にあたって

人々が多く集う街づくりは、広々としてきれいなだけのものであってはなりません。早朝、夜遅くの利用は主に市民が利用することになります。大和市も超高齢社会に突入しています。これからの時代、高齢者、障害者の目線で街づくりを行う事が重要です。設計するにあたっては、市民の意見を取り入れ、その利便性を十分に考慮する必要があります。
多くの市民の方から、中央林間街づくりビジョンが明らかにされるに従って懸念の声が聞かれています。広場ができることは嬉しく感じるようですが、タクシーや乗用車の乗り入れができなくなることには、ほとんどの方は、「それは困る」と言います。今の中央林間駅はとても便利であると思われている方が多いのが現状です。障害者団体の方は、タクシーの乗り場の変更には強く反対し、怒っておられました。
パブリックコメントは終了し、それほど多くの意見は寄せられてはいません。しかし、パブリックコメントは広く市民に周知されているとはいえません。設計に当たっては、現状を把握し、市民の意見を十分に吟味し、取り入れるべきであると考えます。

  1. 現在の中央林間駅の1日のタクシー利用者数は把握しているのでしょうか。
  2. 雨の日の利用の実態はご存知ですか。
  3. 1日の車の送迎者数は把握しているのでしょうか。

    (答弁)
    平成26年7月の平日、交通調査を行っている。
    人、自転車、自動車の交通量7:00~19:00 雨天時は実施していない。
    バス・タクシー自動車送迎 5:00~24:00

4.夜中や雨の日のタクシー利用者の意見を聞いてみるべきと考えますが、いかがでしょうか。
5.自治会や高齢者団体、障害者団体などの意見は把握していますか。
6・設計に当たっては、社会的弱者と言われる小さな子どもを持つ保護者や高齢者、身体障害者の意見を集め、十分に吟味し、取り入れるべきであると考えますが本市の考えをお聞かせください。

(答弁)
不特定多数が利用する駅前広場なので、すべての意見を取り入れるのは難しい。高齢者と子どもたちが安全、安心して過ごせるよう設計する。配慮事項は、全国的な意見を把握したうえで設計する。(不足面は、ハードで補うという考え)

 

(答弁後の提案)

高齢者や障がい者の利便性を考えて設計するという姿勢は、評価できるものです。社会的弱者にやさしい街は、すべての人にやさしい街になると私も考えます。広場の快適性に加え、歩行者の利便性に十分留意した設計になるよう希望いたします。
同時に中央林間駅東口は、車の出入りの大変多い場所です。コミュニティバス、タクシー、自家用車の流れが滞り、歩行者の危険が増すことは避けなければなりません。設計は東急や警察と協議しながら進めるということですが、例えば現在の中央林間とうきゅう青空駐車場を車の流れを作るロータリー化するなど、柔軟な姿勢で臨んでほしいと要望いたします。