都市型農業を考えるミニフォーラムを開催しました

2016年12月12日 14時06分 | カテゴリー: 活動報告

IMG_0910 10月に行った「食の安全と都市型農業を考える学習会」に引き続き、12月9日(金)、大和市コミュニティーセンター鶴間会館において神奈川ネット大和市民会議主催による「都市型農業を考えるミニフォーラム」を開催しました。パネリストは、消費者代表者、大和市農政課職員、有機栽培を行っている生産者のお三方です。総勢18名の参加がありました。

 身近なところで作られる農産物は、生産者の顔が見え、食の安全にもつながります。新鮮でおいしい地場野菜を食べ続けるためにはどうしたらよいのか、また都市型農業の課題について参加者の質問を交えて話し合われました。

 異常気象や原発問題は、都市型農業にも深刻な影響をもたらしています。専業農家は売り上げが10年前の半分に減り、所有地でのアパート経営などでやっと家計をつないでいる現状があります。直売所は新鮮な野菜が低価格で購入でき、消費者にとってはありがたい場所ですが、その低価格も農家を圧迫しています。相続税が発生すると、農地を売らざるを得なくなり、農地を守ること自体が困難になります。

 政治が動かないと日本の農業は終わる。そんな危機感をひしひしと感じました。

 「農業ではもうからない」その現状を変える必要があります。消費者は実態に見合った価格設定を受け入れ、身近に生産物のある事の大切さを理解する。市の行政はその大切さを強調した農業の振興策を推進する。そして気づいた人々がこのフォーラムのような場を設け、話し合うことの大切さを実感した一日でした。

身近な野菜を子どもたちの代まで食べ続けるために、現状を把握し、みなで対策を協議しあい、農業振興への政策提案をしていきたいと思います。