市民社会チャレンジ基金交流会が開催されました

2017年1月21日 23時47分 | カテゴリー: 活動報告

1月18日、ヨコハマ創造都市センターにおいて「神奈川ネットワーク運動 新春につどう2017 市民社会チャレンジ基金交流会」が行われました。

「市民社会チャレンジ基金」は、市民によって社会を変えていくためのチャレンジを応援するために、神奈川ネットワーク運動が2001年に創設した基金です。これまで応援してきた活動は、合計156件、助成金額は合計で70,373,200円です。

今回第25期は、7件の応募があり、審査の結果、下記の4団体が助成対象となりました。
・ギャンブル依存症の女性の社会復帰を支援する「特定非営利活動法人 ヌジュミ」
・若者の声を集め奨学金問題に取り組む「特定非営利活動法人 POSSE」
・障がい者と共に農園を作り、ジャムなどの販売を行っている「特定非営利活動法人 あんしん農園」
・子ども・若者の居場所づくりを地域で支えている「一般社団法人 インクルージョンネットかながわ」

私は、チャレンジ基金チームの一員として主にPOSSEのヒアリングと報告を行いました。

特定非営利活動法人POSSEは、若者が抱える労働問題は社会の問題であると気づき、その解決に向けた活動を行うため、2005年に設立されました。現在、政策提言団体や労働団体と提携しながら、活動を行っています。
チャレンジ基金の助成を受けるのは、今回で3回目になります。神奈川ネットは、POSSEの活動に注目し、フォーラムの開催などに助成を行ってきました。
以前、助成申請があった「新世代のための雇用問題総合誌 POSSE」は、現在、年4回発行しており、2016年12月で33号となっています。第32号では、「絶望の国の不幸な奨学金」と題し、特集を組んでいます。その中には事務局からの「奨学金裁判から見えてきた実態」などの報告があります。
今回のチャレンジ基金助成は、その大学生への奨学金問題調査に対するものです。
奨学金問題は、現在の日本における貧困、労働、教育問題に深くかかわっています。
国や自治体が給付型奨学金の創設を検討している中、奨学金返済ができず自己破産をしてしまった方など、当事者の生の声を集め、問題を検証し、社会へ公表することによって制度への反映を目指すPOSSEの取り組みは、重要なものと審査され、助成対象となりました。この調査は、なるべく多くの声を集め、制度の全体にどこまで迫れるかにかかっています。若者の抱える問題に直接切り込み、深く掘り下げ、新たな奨学金制度創設に役立つ調査となることを期待しています。

神奈川ネットはこれからもチャレンジ基金を通して社会を変えていくための様々な団体と提携していきます。