横浜・横須賀ピースリングツアーに参加しました

2017年7月12日 15時52分 | カテゴリー: 活動報告

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

6月30日(金)神奈川ネット主催による横浜・横須賀ピースリングツアーに参加しました。

桜木町からバスに乗り込み、車内で横浜市議の青木まきさんの説明を受けながら、ノースドックを窓越しに見学しました。横浜港のすぐ近くにありながら、普段立ち寄ることのないこれらの施設の存在は、長らく横浜市民であった私も意識に上ったことがありませんでした。
前回の県央ピースリングツアーで学んだことですが、普段何気なく使っている国道16号線は、横田基地とこのノースドックをつなぐために作られた道路です。現在は、在日米陸軍基地管理本部等の管理下にあり、第836米陸軍輸送大隊、在日米海軍横須賀補給センター、日本区域艦船支援隊等が使用しているとのことです。
横浜港の一等地であるこの施設について、いったいどれほどの市民がその存在を知り、存在意義について考えているでしょうか?

その後、横須賀に入り、深浦ボートパークからボートに乗り込み、ヨコスカ平和船団の方のガイドにより横須賀港を一周しました。この港は、横須賀市の所有でもあるため、市民が自由に入ることが可能です。
「横須賀海軍施設」は、旧日本海軍横須賀海軍工廠、鎮守府等を戦後米軍が接収したものです。施設内には、在日米海軍司令部をはじめ、横須賀基地司令部、海軍艦船修理廠、海軍施設技術部隊、海軍補給センター、海軍通信隊、海軍病院、西太平洋艦隊訓練群、第7潜水艦等の補給、修理、休養等のための支援基地となっています。また、歴代の原子力空母の母港であることは言うまでもありません。大和市にある厚木基地は、海軍の基地ですので、この横須賀港に空母がやってくると、私たちの頭上に爆音が鳴り響く、という関係になっています。

港を巡りながら、たくさんの戦艦を目にしました。6月17日、伊豆半島沖でコンテナ船と衝突し、修理中のイージス駆逐艦フィッツジェラルドもありました。考えれば当たり前なのですが、これらの戦艦にはミサイル発射台が突き出ています。物々しい装いに「戦争するための船なのだ」という実感がわいてきます。生まれて初めて、潜水艦も目にしました。クジラのようなのっぺりとした鉄の塊でした。数百メートル潜る能力があります。何のために潜るか。敵の監視をかわし、攻撃するためですね。当日、空母はありませんでした。

港の傍らには、横須賀市民の生活の場があります。スーパーマーケット・イオンの垂れ幕には、「横須賀ロマン」と書いてあり、戦艦の影絵が添えられています。一つの観光地となり、街もその恩恵を少なからず受けていることも確かです。しかし、原子力空母が配備されていることに横須賀市民の半分は反対しています。原子力に不安を感じる市民がいるのは当然です。
平安に暮らす市民のすぐ傍らに戦争の道具である空母や戦艦、潜水艦がある現状。これはふつうで当たり前のことなのか、しかも外国の軍隊が常駐している、これは当たり前のことなのか、慣れてしまっていいのか、私たちは常に考えている必要があると思います。

その後、池子住宅地区、海軍補助施設を少し、散策しました。軍関係者優先とのことですが、ここにあるスポーツ施設は市民も使用可能とのことです。ただ、野球場にあるスコアボードの表記はすべて英語でした。
緑深い地区の片隅には、DANGERの看板。「ここはかつて弾薬庫があった場所です」の表記がありました。