山崎さゆきの主張5 化学物質過敏症について

2019年2月26日 00時41分 | カテゴリー: 活動報告

化学物質過敏症のサムネイル

化学物質を避けた生活をすることは私たちにとって極めて困難です。たばこの煙や塗料の匂いなど、誰もがわかる嫌なにおいだけでなく、「いい匂い」と思われている柔軟剤や洗剤、石けんのにおい成分の中にも化学物質は含まれています。

柔軟剤、合成洗剤、消臭剤などの強い香りによって、体調を崩したり、不快に感じるといった悩みを抱えている人がいます。強い香りは、化学物質過敏症の原因の一つとも言われています。頭痛や吐き気などの体調不良、外出ができない、締め切った教室で香りが充満し登校できないなど、深刻な状況を引き起こしている例もあります。

神奈川ネットは昨年、「香害」対策アクションチームを立ち上げ、学習会を行ったり、生活クラブ主催の「復興支援まつり」でアンケートを行ったり、ポスターを作ったりして、啓発活動を続けています。

化学物質過敏症になってしまった方たちの悩みは深刻です。一度発症してしまうと、あらゆる化学物質や電磁波等に反応してしまうことが多いため、重篤になると普通の生活を送ることが困難になります。同じ環境にいても、発症していない家族に理解されないという精神的悩みも抱えがちです。お隣の家から流れてくる洗剤の匂いが嫌でも、使わないでください、ということはできません。テレビをつければ「体臭はくさい」、「柔軟剤の香りはよい」とCMで言われ続けています。

ただ、化学物質過敏症という病気がこの世に存在し、大変な思いをしている人がいるのを知ること、自分がもしかしたら加害者かもしれないと思いをはせること、様々な化学物質を使い続ければ、自分も被害者になるかもしれないと想像すること、そんな人が増えれば、環境も変わってきます。大和市でも小さいものですが、啓発のポスターを作成しています。

以前、化学物質過敏症について、一般質問で取り上げたところ、HPやまちづくりレポートを読んでくださった市内や市外の方から「自分だけではないのだと慰められた」「苦しみがわかったくれる人がいてうれしい」などの言葉をいただきました。

持続可能な環境整備に向けて、これからも発言を続けます。