山崎さゆきの主張8 子育て支援について

私は、もう15~6年ほど、NPO法人ワーカーズコレクティブ チャイルドケアの正会員として、活動しています。チャイルドケアは、現在は大和市のファミリーサポートセンター事業を受託していますので、ファミリーサポートセンターの支援会員としても依頼されたお子さんの送迎や預りを行っています。自分の子どもの子育てをしているだけでは見えてこない、様々な課題を活動の中で感じてきました。辛い環境の中で育っている子どもの存在も知りました。生きにくいひとりの子どもの背後には、経済的な問題や、病気、介護など様々な社会の課題が潜んでいます。それぞれの問題に丁寧に対応していくことが大切と思い活動しています。

4年前、議会に送っていただいた後、子育て中の保護者の方や支援をしている方たちの声を集め、議会の場で提案を行ったり、職員に改善提案を行い、少しづつ変わってきたこともあります。
4年前、ファミリーサポートセンターは、3ヶ月から3年生までのお子さんが対象でしたが、現在では誕生直後から6年生までに対象年齢を拡大しています。また保護者のみなさんのご要望により、チャイルドケアの独自事業では、障がい児の対象年齢を18歳までに拡大しました。
保育園の休日保育の利便性の向上を提案し、キャンセル待ちができるようになったり、子育て支援センターやポラリスの親子のひろばで、食事がとれるようになったことも子育て中のみなさまのご要望を聞いて、提案した成果です。

神奈川ネットは、親世代の多様な生き方、働き方の実現をめざしています。子育ては社会の仕事であるとずっと訴えてきました。女性が子育てに縛られることなく、社会でひとりの子どもを育てていく。それは保育園の充実などにより、以前より進歩してきています。待機児童の減少は、子育て支援充実の目に見えやすい成果です。しかし、現在はそればかりが独り歩きしている感も否めません。

待機児童対策、放課後児童クラブや病児保育の充実は必要なものです。しかし、それらは基本的にフルタイムで働いている保護者のためのものです。家庭で子育てに専念していたり、短時間だけ働きたい保護者への支援も子育て支援の重要な課題です。昨年4月に中央林間とうきゅう3階にオープンした一時預かり施設「きらきらぼし」ができたことは、一歩前進です。しかしできれば、家の近くに気軽に子どもを預ける場所があることが理想です。

緊急的一時預かりという制度があります。就労していない方でも保育園に短時間、お子さんを預けることができる制度です。緊急的と銘打っていますが、どんな理由でも使えます。基本的にすべての保育園が対象ですが、日ごろ保育をしていないお子さんを預かるのは保育園側としては手がかかるため、この事業に積極的に取り組んでいる保育園は少数です。一時預かりをしたいと保育園を始めた横浜のピッピ保育園は、神奈川ネットの仲間が始めた保育園です。一時預かりの利用により自分のしたいように働けると保護者に好評です。短時間の保育は、保育士の確保にも効果をあげています。自分が子育て中でも、短時間勤務が可能だからです。大和市、相模大塚にあるさくらの森保育園は、ピッピ保育園の仲間として2011年に誕生しました。私立の認可保育園の中では大和市の中で一番一時預かりに力を入れています。保育を行う中で、支援の必要な家庭とつながるなど、虐待防止にも効果をあげています。

子育て中の保護者たちは何を望み、市に必要なものは何か、これからも現場の声に耳を傾け、提案を行っていきます。

 

子育て支援については、この4年を通して様々な一般質問を行ってきました。
下記の記事もご覧ください。

2015年7月  病児保育について
2015年10月 休日保育について
2015年12月 中学生の学習支援について
2016年7月  育児支援について(虐待予防)
2016年9月  予防接種について
2017年11月 ネウボラについての講演会に参加しました
2018年4月  「まち保育」の学習会を開催しました
2018年7月  子どもの視覚検査について
2018年12月 多様な子育てを応援するために一時保育の拡充を