山崎さゆきの主張9  女性議員はなぜ必要か

「それって政治だよ」が、神奈川ネットのキャッチフレーズです。

生活と政治は密接に結びついています。自治体の行政では、特にそれが顕著です。子育て支援や高齢者介護、市立の小中学校関係の活動やゴミの捨て方など、未だそのほとんどを女性が担っているのが現実です。実際に関わる中でこそ、課題が見つかり、改善の提案ができます。政治を男性だけに委ねるのではなく、実際に多く関わっている女性の目線を入れるのが重要であること、それをようやく社会が認識し始めました。

神奈川ネットは、1981年県内7市で行った合成洗剤追放の直接請求の審査が議会で全く議論にならなかったことを受け、それならば自分たちの代表を政治の場に送ろうと、始まった地域政党です。それ以来、一貫して公共施設や学校での石けんの使用を促し、環境を守るための提案を行ってきました。その後は、生活者の目線に立ち、子育て支援や高齢者介護、障がい者や若者に関する課題などの様々な提案を行っていまず。

同時に、自分たちに必要なサービスは何か考え、実際に数多くのNPOを作りだしています。私が16年間関わっているワーカーズコレクティブ「チャイルドケア」は、子育てを母親の手にだけゆだねるのではなく、多様な心と手がひとりの子どもに関わっていくことによる地域の子育てを実践しています。現在は、大和市のファミリーサポートセンター事業を委託されています。私が議員をさせていただいてから、保護者の意見を伺い、ファミリーサポートセンターの受け入れ年齢を誕生直後から6年生までに延長することができました。また、障がい児に関しては、チャイルドケアの独自事業で18歳までの受け入れができるようになっています。

訪問介護事業の「ワーカーズ想」も私たちの仲間です。今や大和市の高齢者支援になくてはならない存在となっています。高齢者や体の不自由な方たちを福祉車両などで病院やお買い物にお連れする「ケアびーくる」、配食サービスの「たぶの木」など、自分たちが高齢になった時に利用したい、様々なサービスを作りだしています。中央林間のもこもこ保育園、相模大塚のさくらの森保育園も仲間です。就労している保護者のためだけの保育園ではなく、どんな理由でも預けることのできる一時保育に力を入れています。どれも、主に地域の女性たちが力を合わせ、作りだしたものです。

社会の半分は女性です。国や地域の決まり事を決める政治の場は、本来男女同数であることが理想です。特に生活に身近な市の行政には女性の意見が必要です。現場の状況をよく知っているからです。この4年間、子育てや高齢者に関することなど、様々なご意見を市民の方々に伺い、一般質問等により提案を続けてきました。声を上げなければ、世の中は変わりません。様々な視点で意見を上げ、誰もが住みやすい大和市をめざし、これからも提案を続けていきます。