生活困窮者自立支援制度の学習会に参加しました

8月19日、NPO法人ワーカーズ・コレクティブ協会専務理事の松川由美さんを講師に迎え、生活困窮者自立支援制度とその活動を学ぶ学習会を開きました。

 生活困窮者自立支援制度は、生活困窮者自立支援法の施行をうけて、2015年4月にスタートし、福祉事務所を持つすべての自治体に相談窓口が設置されました。困窮家庭に支援を行う窓口を一本化することにより、住宅や生活資金、福祉や子供のことなど行政が一丸となって支援していく体制を作ることが可能となります。生活困窮者の自立と尊厳を確保し、地域ネットワークを作ることにより、「相互に支えあう」支援を通じた地域づくりの構築がめざす目標ですが、十分な成果を上げている自治体は多くはありません。 

 困窮者とは、お金がない、住む家がないという人の他にも社会とのつながりが持てていない引きこもりの人なども含まれます。ワーカーズ・コレクティブ協会は、困窮者を孤立させず、地域で支えあうために、無業・失業中の若者のジョブトレーニングや社会に慣れていない人への中間就労などの事業を行ってきました。現在は横浜市や座間市の就労準備支援事業を受託しています。各地のワーカーコレクティブやつながりのあるNPO等で実習を受け、飛び立っていった人たちは約90人に上ります。しかし、課題を発見しても解決できない問題が多いこともわかってきました。行政だけでは解決が難しく、一人一人が支え、支えられる市民によるまちづくりの視点が必要です。神奈川ネットは、今後プロジェクトで制度の課題を探っていきます。