大和市長パワハラ? 大和市議会ではこの問題について取り組みを始めます

5月7日の神奈川新聞社会面に、「大和市元副市長が証言「市長パワハラで辞職」」という記事が載り、ちょうど臨時会当日の大和市議会でも、大問題として取り上げられました。

前副市長は1期目の上、任期を2年近くも残した辞職だったこともあり、辞職理由が疑問視されていましたが、今回の報道では「市長による職員へのパワーハラスメント的な言動が改まらないとして、抗議の意思を込めた辞職だったことが分かった」とされています。元副市長の言葉として「市長が職員に対し『自分の言うことを聞かないと交代させる』と人事異動を示唆したり、理不尽な理由で𠮟責したりするなど、職員へのパワハラ的な行為が続いている。精神的な不調を訴える職員もいて(市長に)やめるよう何度も進言した。」と書かれています。

5月7日の本会議では、新しい副市長の人事が上程されました。議員から記事についても質問がありましたが、市長ではなく総務部長が、職員のパワハラがあった場合は、相談者に対応しているが、そのような事例はなかった、元副市長の進言もなかったなどと答弁しました。市長が答弁しないのも疑問ですが、記事と真っ向から対立する答弁で、どちらがほんとかわからなくなります。
副市長はもう一人いますが、大事な役目の欠員があるのは差しさわりがあるため、数々の議論の結果、新しい副市長は議会で信任されました。

ただ、パワハラの問題提起は議会でこそ取り上げ、市民の代表として疑問を解決していく必要があります。
声を挙げることができず、仕事に支障がある職員がいるかもしれないですし、パワハラは人権問題でもあるからです。市長に物言うことができる場こそ市議会です。二元代表制の一翼として、この問題に直ちに取り組まなくては、議会が存在する意味はないと私は考えます。

まず、報道は本当のことなのか、事実関係を明らかにしなければなりません。場合によっては元副市長の話を訊くとか、専門家の意見を訊くとか、職員に匿名でアンケートを取ることなども必要になるかもしれません。大和市議会では、5月7日の議会運営委員会で5月中に臨時の議会運営委員会を開催し、この件についてどのように取り組んでいくのか、話し合いを始めることを全会一致で決定しました。早急に話し合いを始め、市民の疑問に答えるとともに、透明性が確保された、市の職員が働きやすい市役所となることを目指す必要があります。

職員にとっては市長は上司です。人事権を握っているため、不満を言いにくいのは会社などと同じです。パワハラがあったのだとしたら、問題にせざるを得ませんし、そうでなかったとしても皆が自分の意見を言い合える職場にしていくことは、何より大切です。誰もが忌憚のない意見を言える職場があってこそ、市民のためのサービスを気持ちよく行える市役所となると思います。