神奈川朝鮮学校創立70周年記念 ウリミネフェスタに参加しました

4月24日(日)神奈川朝鮮中高級学校創立70周年記念事業「ウリミレ(私たちの未来)フェスタ」に参加しました。コロナ禍のため、昨年から1年順延になっての開催です。

当日の校長先生のお話によると、横浜市猿渡にある神奈川朝鮮中高級学校は、1951年に教育を開始し、1953年に学校設置認可を取得したとのことです。この70年、朝鮮学校は日本の政治に翻弄されながら、困難と障壁を乗り越え、存続してきました。生徒数の減少、慢性的な経営難、教育施設の老朽化等の問題を抱えながら、民族の誇りを保ち、民族教育を継続していく努力は、並大抵のものではなかったと想像できます。

神奈川ネットは、毎年のトブロ(共に)ツアーの実行委員になるなど、共に生きる社会の実現のため、朝鮮学校の活動を応援しています。学校で学ぶ子どもたちは、過去も、また現在も、理不尽に差別されています。この学校の高等部女子はチマチョゴリを模した制服を着ていますが、学校に着いてから着替えているとのことです。外での着用は身の危険があるかもしれないからです。高校無償化からも外されています。この学校では、老朽化した校舎の建て替えが計画されていますが、その資金は卒業生や市民からの寄付に頼っています。

自分たちの受けたい教育を受ける権利は、市民の誰にでもあるはずです。特色のある教育を受けたいと様々な私立学校に通う子どもは日本でもたくさんいます。私立であってもそこに在籍する子どものために、税金から多額の補助があります。しかし、民族教育を行う朝鮮学校にはそれがない。おかしなことです。たとえ国籍は日本でなくても、市民である保護者はもちろん、税金を払っています。

子どもたちの未来のために、教育は平等でなければなりません。しかし、朝鮮学校は日本の政治に翻弄され続けています。ほとんどの市民はそれを知りませんし、関心がないようです。私たち周りの市民が子どもたちの置かれている現状を知り、誰もが同じ大切な市民だと認識し、偏見の垣根を取り払っていくことが、差別をなくし、誰もが互いの文化を尊重しあう社会につながると考えます。